昔のきものに教えられたこと 石川あき 草思社

「昔のきものに教えられたこと」 石川 あき 草思社 2006年3月27日第１刷発行 本の帯に１箇所小さな破れあり。 ほかはきれいな状態です。 実際にあれこれと着物を着尽くしてきた 筆者の言葉には、とても説得力があります。 特に、古い布からやりくり工夫して 素敵な帯を作ってきた話が参考になります。 カラー写真の頁には、 シンプルかつ迫力があり、なおかつ 非常におしゃれな着物、帯が掲載されており 実物をぜひ見てみたい、という 気持ちになります。 「いかにも」というものではなく、 美しいものを作る人たちの 矜持がつたわってくるような カッコいい着物や帯です。 巻末の、樹木希林さんとの対談は必読です。 内容 はじめに 第一章わたしの衣装箪笥から 第二章わたしの帯簞笥から 第三章わたしのやりくり工夫簞笥から 対談「やりくりは着物の醍醐味」 樹木希林・石川あき おわりに ＜本書見返しより＞ もっともきものが美しかったのは 腕のいい職人、目利きの呉服屋の番頭が 数多くいた大正から昭和にかけての関西 だといわれる。 昭和のはじめに関西の旧家に生まれ、 そうした美しいきものを着て育ち、やがて きもの研究家となった著者が、その 生い立ちを振り返りつつ、豊富な実例を あげて語る体験的きもの読本。 実際の着こなしに役立つヒントや アドヴァイスをたくさん紹介、また カラーページでコーディネートの実例を 解説する。 巻末に樹木希林さんとの対談を収録。 ※お値下げ交渉には対応できかねます。 まとめ買いの場合でも同様です。 ご了承ください。